「第17回春のばら祭」が5月4日から、冠山総合公園(光市室積村)で始まる。(周南経済新聞)

 オールドローズやイングリッシュローズなどが咲く冠山総合公園 昨年の様子

 同公園のローズガーデンでは、春には、オールドローズやイングリッシュローズなど約330種類1400株のバラが咲き誇り、毎年春と秋に「ばら祭」が開催される。

 期間中、ローズガーデン付近ではイベントを開催。5月3日から7日は水墨画展を、4日はステンシルバッグ作り(講習費=800円)を、5日は高校生以下対象のフラワーアレンジメント教室(講習費=600円)やバラの苗木が当たるくじ引き(参加費=一家族1回、900円)を、それぞれ行う。19日にはミニコンサートを開催し、ギターと中国の伝統楽器「二胡」の共演やパラグアイの伝統楽器「アルパ」による演奏を披露する。5月3日、5日、6日、11日、12日、18日は、同園スタッフが「男装の麗人 チエカル」に扮(ふん)して登場し、撮影会も行う。

 5月12日には、光市内の個人宅6軒が庭園を一般公開する「光オープンガーデン2024」も開催。同公園の管理事務所で受付後、地図を片手に巡ることができる。参加費は1,000円。

 同園スタッフの仲宗根めぐみさんは「バラもあちらこちらで咲き始め、現在は三分咲き。5月中旬までは楽しめる。色とりどりのバラが大輪の花を咲かせているのを見て回ったり、写真を撮ったりして楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 5月19日まで。

 ばら祭期間中に限り高校生以上は土曜・日曜・祝日のみ入園料(100円)が必要になる。