第10回「うまかんべぇ〜祭」が4月20日・21日、都立東大和南公園(東大和市桜が丘2)で開催される。主催はうまかんべぇ〜祭実行委員会。(立川経済新聞)

 第9回「うまかんべぇ〜祭」の様子

 地域住民の交流と同市の魅力ある食文化を生かし、地域社会を元気にすることを目的に開く同イベント。「うまかんべぇ〜」とは、自慢の料理を薦め、「おいしいから、どうぞ召し上がれ」というおもてなしの意味を含んだ言葉。2012(平成24)年に始まり、今回が節目の10回目となる。コロナ禍で一時期は開催が見送られたが、昨年は4年ぶりに開催し、2日間で5万3000人が来場した。

 メインイベントの一つである「グルメコンテスト」では、同市で作られた農作物などの課題食材を使い、市内の飲食店や市内有志グループ28団体がオリジナルメニューを発表。来場者の投票と審査員の審査を合わせた合計得点でグランプリを決定する。投票は、今年からスマートフォンでQRコードを読み取る方法となり、手軽に投票できるようにした。

協賛・協力ブースでは32団体が出展し、PRや商品販売を行う。「友好都市喜多方市ブース」では喜多方ラーメンなど市の特産品を販売。今年は、日用品や洋服が出品される「フリーマーケット」と、西武鉄道拝島線「東大和市」駅から会場までの道のりを散策しながら向かう「うまかんべぇ〜ウオーキング」も復活させる。

 同イベント実行委員会の担当者は「今年は復活したイベントもあり、楽しめる企画をたくさん用意している。市民の方はもちろん、市外の方、老若男女問わず、ぜひ遊びに来ていただきたい。合言葉は『うまかんべぇ〜!』」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時〜15時。