2018年に週刊ビッグコミックスピリッツで連載が始まるやSNSを中心に熱い支持と共感を集めた同名青春音楽コミックを、社会現象を巻き起こしたテレビドラマ「silent」の風間太樹監督のメガホンで実写映画化した『バジーノイズ』(5月3日公開)。このたび本作の最新予告映像とポスタービジュアルが解禁され、本作で映画初主演を務めたJO1の川西拓実が劇中の役柄、清澄として主題歌を担当することが発表された。

主演の川西を筆頭に、桜田ひよりや井之脇海、柳俊太郎といった若手注目俳優が集結したことでも話題を集めている本作。マンションの住み込み管理人をしながら「音楽を奏でること」だけを生きがいとしている清澄。人と関わることを必要とせずにシンプルな生活を送っていた彼は、上の部屋に住む潮(桜田)と出会う。毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聴いていたという彼女が投稿した何気ない演奏動画によって、清澄の世界が大きく変わっていくことに。


このたび解禁された予告映像は、管理人の仕事をしながら孤独で静かな世界で音楽を奏でる清澄の部屋に、窓ガラスを割って潮が入り込むシーンから始まる。2人の出会いによって広がっていく世界は、やがて清澄の音楽を批判する航太郎(井之脇)や有名バンドでベーシストをする陸(柳)も巻き込みながら共鳴していく。この予告映像で流れるのは、本作のmusic concept designを務めたYaffleが手掛け、いしわたり淳治が書き下ろした川西にとって初のソロ楽曲「surge」。「清澄 by Takumi Kawanishi(JO1)」というアーティスト名で配信リリースも決定している。

また、あわせて解禁されたポスタービジュアルには、潮にヘッドフォンをかけられる清澄の姿と、清澄と潮、航太郎と陸の4人が笑い合う姿がそれぞれ写しだされている。これまで映画として描かれたことがなかったDTMを題材に、登場人物たちのリアルな心理描写とデジタルネイティブ世代に刺さるエモーショナルなストーリーが、魅力的な音楽と共に混ざりあう本作。公開が待ちきれない!

文/久保田 和馬

※柳俊太郎の「柳」は「木へんに夘」が正式表記