今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2024年5月3日(金・祝)〜5日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。287万人(※2024年5月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『青春18×2 君へと続く道』。

■1位はシュー・グァンハン×清原果耶がW主演を務める『青春18×2 君へと続く道』

台湾の人気スター、グレッグ・ハンことシュー・グァンハンと清原果耶がダブル主演を務める藤井道人監督最新作にして初の国際プロジェクトである日台合作映画『青春 18×2 君へと続く道』が1位に。原作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2日本慢車流浪記」で、人気俳優のチャン・チェンが映画化を企画した。

平凡な日々を送っていた18歳のジミー(シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカーのアミ(清原)と出会い、恋に落ちるも、2人の甘酸っぱい恋はアミの突然の帰国で、はかなく幕を閉じる。そして18年後、36歳になったジミーは、アミとの別れ際に交わした約束を胸に、東京から鎌倉、長野、新潟と回り道をしながらアミの故郷である福島へと向かう旅に出る。グァンハン、清原のほか、ジョセフ・チャン、道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳らが脇を固める。

MOVIE WALKER PRESSでは、“初恋の記憶”に涙がこぼれる[LINK_TAB(https://moviewalker.jp/feature/13932/)]『青春18×2 君へと続く道』特集[/LINK]を展開中。3度目のタッグとなった[LINK_TAB(https://moviewalker.jp/news/article/1193446/)]清原と藤井監督のインタビュー[/LINK]や、本作で初共演して友情を育んだ[LINK_TAB(https://moviewalker.jp/news/article/1193453/)]グァンハンと道枝のインタビュー[/LINK]をはじめ、グァンハンと清原の台湾プロモーションデーの密着レポート、台湾プレミアやジャパンプレミアなどのイベント記事や様々なコラム記事を紹介している。

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■2位はトニー・レオンと新進スターのワン・イーボーが共演したスパイサスペンス『無名』

中国本国で興行収入181億円を上回る大ヒットを記録したスパイ映画『無名』が2位にランクイン。名優トニー・レオンとともにW主演を務めたのは、中韓合同ボーイズグループ「UNIQ」のメンバーとしてデビューし、俳優としてはテレビドラマ「陳情令」でブレイクしたワン・イーボーだ。

本作では第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる諜報員たちによる攻防をスリリングに描いていく。汪兆銘政権の諜報員フー役をレオンが、その部下であるイエ役をイーボーが演じた。本作は第36回中国映画金鶏賞にて作品賞、主演俳優賞をはじめ8部門にノミネートされ、レオンが主演俳優賞、チェン・アル監督が監督賞と編集賞の3冠に輝いた。

MOVIE WALKER PRESSでは中国で人気沸騰中である[LINK_TAB(https://moviewalker.jp/news/article/1193892/)]イーボーのインタビュー[/LINK]をアップ。イーボーは、レオンと共演し、心からリスペクトしたというエピソードを語っている。

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■3位はJO1の川西拓実と桜田ひよりの共演で青春音楽コミックを実写化した『バジーノイズ』

グローバルボーイズグループ、JO1の川西拓実と、『交換ウソ日記』(23)などの桜田ひよりが共演した『バジーノイズ』が3位にランクイン。メガホンをとったのは大ヒットドラマ「silent」の風間太樹監督だ。

DTM(デスクトップミュージック)を題材に、独特な音楽表現とタイムリーなテーマ性でSNSを中心に話題を集めた同名コミックを実写映画化した本作。川西は人とあまり関わらず、好きな音楽をPCで作って1人で奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄役を、桜田は清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮役を演じる。

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■4位は実在したソ連の連続殺人事件を描く『殺人鬼の存在証明』

ソビエト連邦史上最凶の連続殺人鬼を追う刑事たちの戦いを描くサイコスリラーが4位に。監督と脚本を担当したラド・クヴァタニアは、リーボック、フォルクス・ワーゲン、Googleなどの有名ブランドとの仕事や、カニエ・ウェストなど有名アーティストのミュージックビデオ、短編映画の監督を経て、今作で長編監督デビューを飾った。

クヴァタニア監督は、数々の連続殺人事件を研究し、当時の関係者へのインタビューを通して連続殺人犯の人物像を組み立てた。『葡萄畑に帰ろう』(17)のニカ・タヴァゼが事件の捜査指揮官イッサを演じる。

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■5位はインドの国民的大スター、サルマーン・カーン主演最新作『タイガー 裏切りのスパイ』

インドで人気のスパイアクション「YRF(ヤーシュ・ラージ・フィルムズ)スパイ・ユニバース」シリーズの第5作となる『タイガー 裏切りのスパイ』が5位に。主演は『バジュランギおじさんと、小さな迷子』(15)や『プレーム兄貴、王になる』(15)などで知られるインドの国民大スター、サルマーン・カーンだ。

本作ではインドとパキスタンが敵対する状況下で、インドの国家諜報機関RAWとパキスタン国家諜報機関ISIが協力し、パキスタンの首相を窮地から救おうとする。インドのほか、トルコ、ロシア、オーストリアなどで行われた、オートバイ、車、ヘリ、市電、地下鉄、馬などを使ったド迫力のアクションシーンが観る者の心を熱くする。

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以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。ぜひ大スクリーンでめいっぱい映画を堪能していただきたいです!

文/山崎伸子