4月6日に石川県輪島市などを訪れ、歌で被災者を励ましたばかりのシンガーソングライターのさだまさしさん。15日に再び被災地を訪れ、同じシンガーソングライターの泉谷しげるさんらと共に珠洲市内の神社でチャリティーコンサートを開きました。

MRO


さだまさしさん
「ちょっと落ち着いてどうにかしたいなぁという時に、ひょっとしたら音楽は何か役に立てるかもしれないという思いで歌いに行く」

MRO


「能登の復興祈願と応援の集い」と題したこのコンサート。被災地への支援活動を行っている、薬師寺の呼びかけで実現しました。

コンサートでは被災者との間でこんなやりとりも…


さだまさしさんの代表曲「案山子」
「元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか」
と歌うと、会場からは「ない」との声が。

MRO

珠洲市の須須神社には、さだまさしさんのほか、泉谷しげるさん、相川七瀬さん、半﨑美子さんらアーティストが集結。それぞれの代表曲で訪れた人々を魅了しました。


泉谷しげるさん「春夏秋冬」
「今日ですべてが終わるさ 今日ですべてが変わる 今日ですべてがむくわれる 今日ですべてが始まるさ」

MRO


相川七瀬さん「夢見る少女じゃいられない」
「もっと激しい夜に抱かれたい No No それじゃ届かない 素敵な嘘に溺れたい No No それじゃものたりない 鏡の中 今も ふるえてる あの日の私がいる 夢見る少女じゃいられない」

MRO


聴いていた男性「これから頑張ろうと。そういうふうに思った」
聴いていた女性「本当に胸いっぱい。遠いところまでありがとう」

コンサートの後には法要が営まれ、参加者全員で地震からの復興を祈りました。


さだまさしさん
「奥能登の里山の美しさが消え失せては困る。前より素晴らしい里山にと祈りを込めて歌った」

さださんが設立した公益財団法人からは、今回も珠洲市、能登町、穴水町にそれぞれ義援金が届けられたということです。

MRO