将棋の藤井聡太八冠が4連覇に挑む、「叡王戦」五番勝負の第2局が20日行われ、挑戦者の伊藤匠七段が勝利し一矢を報いました。

タイトル戦16連勝中と勢いに乗る藤井八冠。

石川県加賀市片山津温泉で行われた「叡王戦」五番勝負の第2局で、同じ学年の伊藤七段の挑戦を受けました。対局は87手目で伊藤七段が勝利し、対戦成績を五分に戻しました。

藤井八冠のタイトル戦での連勝は16でストップし、あと1勝に迫っていた歴代1位の故大山康晴十五世名人の記録に肩を並べることはできませんでした。

(藤井聡太八冠)
「予定の作戦だったんですけど、そこから外れてしまった。
 ちょっと認識不足だったかなという気もしている」
 
「叡王戦」五番勝負の第3局は5月2日、名古屋市で行われます。