学生から重鎮までの華道家が、流派を超えて技と感性を競い合う石川県内最大規模の花展が23日から金沢市の百貨店で始まりました。

総合花展金沢展は、今年創立30周年を迎えた県いけ花文化協会が毎年この時期に開いていて、前期・後期合わせて13流派258点の作品が展示されています。

今年は担い手の育成を目的に、初めて小学生から大学生まで16点の作品も出品されました。また、会場には温かく華やかな色あいの能登の花材を使用して震災からの復興を願った作品も多く並ベられています。

廣岡理樹参与「大変大きな地震があったが、それに対する人間の思いやりというか、1つの調和みたいなものがまた生まれてきているのではないかと感じている」

「総合花展金沢展」は、28日まで香林坊大和で開かれています。