宮崎市は、2029年度の開設を目指している児童相談所の建設場所について、宮崎中央公園を候補地としました。

宮崎市の児童相談所の建設候補地として選ばれたのは、宮崎科学技術館に隣接する宮崎中央公園の日本庭園です。

市は選定理由として、市有地であることや、JR宮崎駅から近く市民がアクセスしやすいことなどを挙げています。

このほか、周囲も市有地に囲まれているため、将来的に施設を見下ろすような高い建物が建ちにくく、児童のプライバシー保護の観点からも適切だとしています。

また、施設には、児童相談所だけでなく、一時保護所や子育て支援センターなどあわせて6つの機能が集約される予定です。

建設される建物の広さは、およそ3600平方メートルから4600平方メートルで、建設費は最大29億6000万円を見込んでいます。

市は、2029年4月までの開設を目指し、今後、市民説明会や基本計画の策定などを進めていくということです。