市部門で長崎県の広報紙「つたえる県ながさき」、一枚写真部門で五島市の広報紙「広報ごとう」が入選した。
 日本広報協会が毎年実施。広報紙、広報写真、ウェブサイトなど5媒体10部門に全国から438点の応募があった。本県からは、県と5市が計8作品を応募した。
 「つたえる県ながさき」は昨年10月号が入選。本県で取れる水産物の分布や、観光客を呼び込む「海業」の事例を紹介。イベントや漁業就業支援の情報も盛り込んだ構成や見せ方が評価された。
 「広報ごとう」は、市民からモデルを募集して初めて表紙を飾った昨年10月号が入選。同年4月にオープンした市立図書館で母親が子どもに読み聞かせする写真を掲載した。
 県広報課の溝口貴也さんは「継続して、県民に役立つ情報を分かりやすく伝えていきたい」と話した。