長崎市が進める子育てしやすい賃貸住宅の供給事業で、このほど、リノベーションされた未来型の集合住宅が公開されました。
「どうぞ!」
最新のIoT設備を備えた未来型集合賃貸住宅のお披露目です。
築45年。「フォービス桜馬場」は4年間使用されていなかった十八親和銀行の社宅をリフォームしました。
以前は壁向きのキッチンでしたが、若い世代に人気のアイランドキッチンに生まれ変わりました。
元々あった窓を利用した二重サッシは防音や断熱に効果を発揮します。
今後は断熱効果の検証実験も行われます。
子育て世帯が暮らしやすい住環境を整備しようと、長崎市、十八親和銀行、福徳不動産、LIXILの4者が連携した事業で長崎市の人口減少対策である「住みよかプロジェクト」にも認定されています。
「スマートフォンのアプリで動かせますし声で動かすことも可能です」
「アレクサおはよう」
シャッターや照明などが自動でスイッチオン。
スマートスピーカーやスマートフォンと連携した最新のIoT設備で、ドアのロックも自動開閉!
お風呂の浴槽も自動洗浄です。
(福徳不動産・福島卓社長)
「僕も改めて見て、ここすごく良い部屋だなという風に本当に思いますし、こういった今回のケースをモデルにして、長崎市にたくさん広げていきたいなと思います」
全室2LDKで家賃は月額9万円弱。3月下旬から入居が始まる予定です。