長崎大学を中心に持続可能な水産業を目指すプロジェクト「ながさきBLUEエコノミー」が、長崎市の高島に研究拠点となる施設を整備する構想を明らかにしました。

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「ながさきBLUEエコノミー」は長崎大学を中心に産学官が連携したプロジェクトで、養殖技術の開発や後継者の育成を目指しています。研究所を長崎市の高島に置き、3月からブリの稚魚およそ2,000尾の飼育を始めました。

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プロジェクトでは今後、島に宿泊や研修ができる施設を整備し水産業の人材育成や教育拠点となる「サイエンスアイランド高島」を構える計画です。

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ながさきBLUEエコノミー 征矢野清プロジェクトリーダー「我々この島をですね、将来的にはサイエンスアイランドにしたいと考えておりまして」「大学生の実習、それから高校生の修学旅行に合わせて高島で海の教育をできないかということをプランとして考えている」

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「ながさきBLUEエコノミー」は去年、国から20億円の支援を受けられるプロジェクトにも採択されていて、2026年度までの第一フェーズで環境への負荷が少ないブリの「人工種苗」の生産を目指すとしています。