食卓はもちろんちゃんぽんや皿うどんの具材としても欠かせないキャベツ、いま品薄による高値が続いています。品薄の原因や今後の価格の見通しを取材しました。
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(消費者インタビュー)
「キャベツなんて高うして、あんた主婦は大変よ」
Q.家計的に痛いですか?
「痛いどころじゃないって」
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23日の長崎市中央卸売市場。
去年の同じ時期と比べ全体的に高値で取引されていて、特にキャベツに関しては業者も頭を悩ませています。
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・卸売業者
「今現在で言うとやっぱりキャベツが一番品薄になってますね。キャベツはですね今日はこれくらい、ここにしか無いですね。もうわずかなんですけど」
・セリに参加している小売業者
「今めちゃくちゃ高いですね販売は大変ですね」
卸売業者によると、キャベツはおよそ1か月前から値上がりが続いていて、23日の卸売価格は1キロあたり248円と、去年の同じ時期の4倍近くとなっています。
卸売業者
「理由はやっぱり2月の暖冬それから3月の低温まあ4月の長雨っていうことで」
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この青果店では、通常1玉300円弱の大玉キャベツが、23日は580円で販売されていました。
小売り店
「初めてじゃないのかな、ここまでなると思わなかった。品物が手に入らなくなっちゃって、もういくらか落ち着いてほしいんですけどね」
様々な料理に使われ、食卓に欠かせないキャベツの値上がりに買い物客は。
街頭インタ
Q.お値段上がってから買ってらっしゃいます?
「いや買ってないです。せいぜい半分ぐらいは、使わなきゃいけないときは買ってますけど丸々はもう」
「全部回って一番安いところに行ったり」
「いろんな種類を入れてしてますキャベツだけということはないです」
ちゃんぽんや皿うどんの具材としても長崎県民になじみ深いキャベツ、この中華料理店では1日に10玉ほどを使います。
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店の看板メニュー肉野菜炒めを乗せた四川丼にもキャベツがたっぷり使われています。
中華四川料理・白水楼・白水洋幸さん
「今は本当、倍、倍ですね。」
Q.こういう時っていうのはどういう対策を?「
「もやしを沢山!ボリュームだけは、やっぱり落とされんですね。『減ったね』と か言われるのも嫌だしね」
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市場関係者によると、今後、キャベツの価格が平年並みに落ち着くのは長野県などで収穫が始まる6月中旬以降になりそうだということです。
なお、同じ市場関係者によりますと、現在、レタスやじゃがいもも、平年より高値で取引されてていて、価格が落ち着くまでに1か月ほどかかりそうだということです。