今夜からの大雨に備えて、長崎県内では一部の自治体で避難所の開設が始まっています。避難する際の注意点のほか避難所の場所や混雑状況を調べる方法をまとめました。
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意外と知られていない避難所の場所。
先月、長崎県雲仙市の社会福祉協議会が中学生と教職員に行ったアンケートでも、およそ3人に1人が住んでいる地域の避難所を知らないと回答しました。
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大雨などによる災害の危険性がある場合に、各自治体が開設するのが「指定避難所」です。一般的に小中学校や公民館などが割り当てられ、県内では1324箇所が指定されています。
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長崎市では毎年、梅雨の時期に職員が備品の確認を行っています。
長崎市防災危機管理室 柿原信幸さん:
「こちらが最初に避難をしてもらう場所です。毛布類を置いています」
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しかし避難所には必要最低限の備品しか置いていません。県の危機管理部では場所の確認と合わせてモバイルバッテリーや飲み物、服用中の薬などは各自で用意するよう呼びかけています。
避難所の場所は各市町のホームぺージや長崎県防災ポータルなどで確認可能です。
2023年4月にリニューアルした長崎県防災ポータルでは、避難所の開設や混み具合までリアルタイムで分かるようになっています。表示は「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階表示。最大収容人数やペットの受け入れ可否なども記載されています。