核兵器廃絶を目指す国内外の都市でつくるNGO「平和首長会議」に加盟していない都市が先月、国内では佐世保市だけとなったことを受け、市民団体が加盟を求める署名を佐世保市長に提出しました。

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署名を提出したのは未来アクション長崎のメンバーです。
「平和首長会議」をめぐっては、京都府の八幡市が先月新たに加盟し、非加盟の自治体は国内では佐世保市だけとなりました。

メンバーらは佐世保市の加盟は核廃絶に向けた大きな一歩になると訴えていて、今年2月から署名を集め1日、5088人分の署名を宮島大典佐世保市長に提出しました。

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高橋光宣代表:
「今回の署名をきっかけに市長として、佐世保市としてどういう風に核兵器廃絶を目指していけるか、一緒に考えていけたら」

宮島佐世保市長:
「市民の皆様方はじめいろいろな場面で声を聞きながら、これからの判断につなげていきたい」

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署名を受け「市民の声を聞いていきたい」と答えた宮島市長。非加盟は佐世保市だけとなっている件については「重く考えている」と話しました。