週1回のお楽しみです。長野市の中心市街地で毎週火曜日に新鮮な農産物が並ぶ「にぎわい市」が開かれています。野菜価格が高騰する中、お手頃な価格の野菜を求め多くの人が訪れています。

店:
「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ。早く来ないと終わっちゃうよ」

客を呼び込む元気な声。キャベツやレタス、ダイコン、タマネギ、コシアブラなど新鮮な野菜や山菜が並びます。

ここは長野市問御所町のトイーゴ広場。毎週火曜日に開かれている農産物市「長野銀座にぎわい市」です。農業振興と中心市街地の活性化を目的に2010年から開催され、今年も今月から始まりました。

21日は生産者などでつくる地元の団体など10団体が出店。地元産の農産物をはじめ、パンやワインなども販売しました。

市内から:
「とても安くて品物が良かったので、また楽しみに来ました。地産地消でとてもいいのでは、長野が活性して」

中でも人気だったのはキャベツやブロッコリー。地元産のキャベツ1玉が300円、ブロッコリーが1株150円で販売されました。

天候不順などの影響で全国の産地の収穫量が減り今、価格が高騰しています。スーパーなどではキャベツは大玉が600円ほど、ブロッコリーは1袋300円以上となっています。

にぎわい市では半額ほどで購入でき多くの人が買い求めていました。

市内から:
「いろいろ買いました。キャベツが安かったのでは」
「スーパーだとね、ブロッコリーも300円近い。キャベツも高いし、何でも高い」

長野銀座商店街振興組合事務局長・斉藤浩明さん:
「最近は野菜が高くなっているので、消費者の皆さんもそういうところ敏感ですから。新鮮、安心安全の野菜や果物、加工品を直売で販売していますので、お立ち寄りいただけたら大変ありがたいです」

「長野銀座にぎわい市」は12月10日まで毎週火曜日の午前10時半から午後1時までトイーゴ広場で開催します。(お盆期間中は休み)