キャスターの辛坊治郎が3月19日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。福岡市の私立中学が高校受験の願書提出期限を勘違いしたため受験できずにいた生徒3人について、高校側が受験機会を設けたことを巡り、「当然の措置だ。大人の質の低下が著しい」と苦言を呈した。

※イメージ

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福岡市の私立中学が高校受験の願書提出期限を勘違いし、生徒3人が受験できなかった問題で、高校側が後日、受験機会を設けたことが分かった。生徒に落ち度がないことを考慮したということで、実際に生徒3人が受験したかについては公表を控えるとしている。

辛坊)生徒3人は言われた通りに志望高校の入学願書を中学に渡していたのに、中学側のミスで高校の提出期限に間に合わず、受験できなかったという問題です。生徒に落ち度はないことから、「受験できないのはおかしい」という世論が高まりました。これを受け、高校側が受験機会を設けたわけですが、当然の措置です。

現場の大人たちがマニュアル通りに行動し、物事の運用を柔軟に考えなくなっている証しです。大人の質の低下が著しいです。受験機会を奪うことが生徒にとってどれほど大きな損失になるかは、少し考えれば分かることですよ。