高齢者の人命救助に貢献したとして、長崎市の新聞販売店勤務の男性ら3人に感謝状が贈られました。

(浦上警察署 下田 健一署長)

「適切な対応を行い、人命救助に大きく貢献されました」

感謝状が贈られたのは、新聞販売店勤務の青木 光弘さん(60)と、主婦の末続 須恵子さん(69)、尾上 菜津美さん(39)の3人です。

このうち青木さんと末続さんは、3月28日、長崎市油木町で一人で暮らしている80代の男性宅のポストに、4日分の新聞がたまっているのを発見。

異変を感じ、警察に通報したといいます。

(青木 光弘さん)

「家の(周りを)回ったが返事がなく、心配になって」

80代の男性は、浴槽内で動けずにいたところを救急隊に救助され、一命を取り留めたということです。

(末続 須恵子さん)

「高齢者に限らず、独り暮らしの人は多いので、声掛けをしていかないといけない」

尾上さんは、今月10日、長崎市小江原で、顔面が血まみれで座り込んでいる80代男性を発見。

保護したうえで警察に通報したということです。