三菱重工業長崎造船所で建造していた最新鋭の護衛艦「やはぎ」が、防衛省に引き渡されました。

護衛艦「やはぎ」は全長133メートル、排水量3900トンの「もがみ型」の5番艦です。

これまで掃海艦などが担っていた機雷の排除システムを装備するなど、多機能化した上で、従来の護衛艦の約半数の隊員、90人で任務にあたることを可能としました。

京都府の、海上自衛隊 舞鶴基地に配備されます。

(増田 和夫防衛次官)

「四方を海に囲まれたわが国の防衛において、多様な任務の遂行を可能とする最新鋭護衛艦として、その能力をいかんなく発揮してほしい」

防衛省は「もがみ型」護衛艦を12隻建造する予定で、長崎造船所ではこれまでに「やはぎ」を含む4隻を引き渡し2隻を建造中です。