俳優の沢村一樹(56)が18日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、2年前に俳優デビューした次男の野村康太(20)について語った。

黒柳徹子から「同じ職業をどう感じますか」と次男の話題を聞かれた沢村は「まだ共演したこととかもないので、どうなんだだろうなあ」と前置きしつつ「僕、この仕事をやっていると、運がかなり大きいウエートを占めるので、本人が運があるかないか、だと思うから。そこは頑張って運をつかんで欲しいなと思ってるんです」と説明。徹子を「まあ、そうですよね」と納得させた。

次男の出演作については「あんまり見ないです」と明言。「見ると、ここどうなんだとか、もっとこうした方がいいんかないかとか、言っちゃいそうな気がして。あまりそういうのは言わない方がいいかな、という気がしている」と語った。

俳優として相談を受けるか、との問いには「そうですね、相談というほどじゃないですけど、『こういう時どうしてるの?』とかということを聞いてきたり」と紹介。「最初のころは『セリフってどこで覚えてる?』って場所を聞いてきたんですよ。場所聞くんだ、と思って」と驚いたことを振り返った。

ここで沢村流のセリフの覚え方を説明。「僕はだいたい寝る前に1回おさらいするのと、後はお風呂で覚えると短時間で覚えられる。お風呂ってやることないじゃないですか。ふたを置いてバスタオルを置いて、汗かくので半身浴にするようにして、タオルで拭きながら、だいたい40分くらいで、これぐらいまで覚えられたらいいな、というのを、40分集中してやることが多い」と話すと、次男について「それを言ったら、それをやってます」と笑った。

康太は沢村と同じ芸能事務所に所属。フジテレビ系ドラマ「転職の魔王様」「パーフェクトプロポーズ」やNHK「正直不動産2」、映画「ただ、あなたを理解したい」などに出演している。高校時代は強豪の群馬・前橋育英バスケ部で活躍した。