歌手和田アキ子(74)は4日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に出演。かつて、新幹線でいっしょになった芸能人が、自身にあいさつせず車両を移動したエピソードを耳にして「どういうふうに理解していいか分からない。面白おかしくしてあげたいけど、あり得ない」と、不快感を示した。

ともにパーソナリティーを務める元ニッポン放送のフリーアナウンサー垣花正(52)が、かつて飯島直子、中山秀征、松本明子の3人が番組ロケを終え東京行き最終の新幹線に乗っていた際、新大阪駅から和田が乗ってきたことがあったというエピソードを紹介。車両が新大阪駅に着いた時、ホームに和田を見つけた3人は「アッコさんに見つからないように、前かがみになって隠れたそうです」とも明かした。

垣花は「秀さんが言うには、アッコさんが酔ってらしたと…」と加えたが、和田は「それはまず、ないね。乗ってからですよ、飲むのは」と反論。3人が隠れたことについて「なんでやねん。そこが気に入らん」と口にした。

しかも和田の席は飯島の真後ろの席だったが、3人はあいさつの機会を失っていたため「飯島さんが、『どうしましょう』というメモを(和田の)マネジャーに渡すことには成功したと。マネジャーからの返事には『(前の車両に)逃げて』って書いてあったそうです」と垣花が経緯を明かし「命がけのメモのやりとりがあった」と話した。「はあー」と、ため息をついた和田は「新幹線でどうやって逃げんねん」と苦笑いした上で「残念と思うのは、あいさつさえしとけば何にもないのに」と口にした。

その上で、3人とは別の芸能人の対応に言及。「名前は言えないけど、その人が出ると、チャンネルを変える」ほどという。

和田によると、東京駅から新幹線に乗り、ドア付近の座席にマネジャーと座っていたところ、品川駅から乗り込み、和田のすぐ近くの席に座った、ある芸能人は「携帯か何かを見てずっと下向いて。(私から)見えているのよ。それなのに、席を替わって前の方に行った」という。「追いかけたろうかと…。すごい、いややった」と振り返った和田は「『なんで番組に呼んでくれないのか』というヤツだったから。だから呼ばないんだ、きっと」とも述べた。

対照的に、明石家さんまと新幹線内で何度か遭遇した際は、さんまが「ええ薬ありますねん」と声をかけてきたとし「ご主人が元気になる薬」「女性が燃える薬」とユーモアを交えた内容で、対照的な対応だったとも明かした。

飯島は2日に放送されたBSフジ「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(木曜午後10時)に出演した際、この時の和田とのエピソードについて語っていた。