明石家さんま(68)が4日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。泥酔してタクシー運転手とトラブルになったウエストランド河本太(40)をめぐり、爆笑問題の田中裕二(59)から謝罪があったと明かした。

というのも、前週放送の今番組で、さんまがフジ系「さんまの向上委員会」へたびたび出演している河本に「向上委員会にとってはものすごいおいしい」などと発言したことが報じられたことが発端だった。

「田中が『迷惑かけてすみませんでした。(河本は)酒はやめるって言ってるんですけど、社長が酒が大好きで』言うて。太田の奥さんな。『自分やめられないから、酒をやめろって言ってくれないんですよ』って。『酔わない程度に飲めばって。ほんとにすみませんでした』言うてね」

田中とのやりとりを明かした上で、さんまは「いやいや、あれ(向上委員会をめぐる『おいしい』発言)は、オレの責任ちゃうねん。たたかれんの、(村上)ショージやで」と返したと語った。

さんまは「オレは(直接的に)『おいしいで、これは』って言ってないで。ショージやんか」と主張。さんまによると、自身の発言に至る直前に「(ショージら共演の誰かが)『おいしいですよね』って。それ、言うたん誰や?」。

村上ショージに向かい「お前やねん。『兄さん、おいしいんちゃいますか』って。それで、オレが『おいしい』って。ノリや。でも、たたかれんの、オレやんか(笑い)」と続けたが、村上は「おれじゃない! めだかが2匹死んで悲しいからね。悲しいて、そんな…」と否定した。

さんまは「オレはのっかってしまったというだけです」とまとめ、「オレ、こんだけ、好感度気にして生きてんのに。オレが築き上げてきたものが」。いじられた村上が「築き上げたって、頑丈ですやん」とつっこむと、さんまは「頑丈? ちゃうちゃう」と笑って返した。

続けてさんまは「オレは『今のコンプライアンスに逆行する男』やからね。全部録画番組で、あとはディレクターとかがね(配慮して編集を)してくれれば。でも、全部、録画番組でたたかれてるんでね。まあ、ディレクターも『さんまを生かして』というね」と、さんま一流のトークへ理解を示してくれるスタッフに感謝の思いも吐露。

その後「あれやんか。せやから、(村上ら)君たちがここで注意してくれ」とリクエストを出していた。