上方落語のファン感謝祭「第31回彦八まつり」が19日、大阪・生国魂神社で行われ、多数の上方落語家が参加。桂二葉(37)桂三度(54)が「同期トークショー」で観客を喜ばせた。

二葉は2011年(平23)、桂米二に入門。三度も同年、6代桂文枝に入門した。当時、二葉はアフロヘアで「かっこよかった」と三度。逆に二葉はタレント時代の三度をよく知らなかったようで「なんで3の時にアホになるんですか?」と思っていたという。

同期の話題は山盛りあるかと思いきや、二葉はややトークに困惑した様子。司会・月亭遊方(59)が「三度さんと二葉さんでカラオケに行ったことあるんですよね?」と話を振ると、三度が「二葉ちゃん、いきなり歌ったのが『友達なんていらない死ね』ですよ。俺、嫌われているのかと思いました」。

二葉は「その曲を歌っている神聖かまってちゃんというバンドが好きなんですよ」と苦笑しながら説明した。

三度はカラオケ好きで、サンテレビの視聴者参加カラオケ番組のファン。「偽名で変装して、これまで5回出演しました。落語の舞台より緊張しますよ」と意外な経歴を明かした。

「彦八まつり」は、上方落語の祖とされる米沢彦八にちなんで、1991年(平3)から続くイベント。コロナ禍もあって、リアルで開催されたのは5年ぶりとなった。今回は、笑福亭遊喬(60)笑福亭生喬(55)桂文三(56)らが実行委員長を務めた。

20日には、7人の実行委員長による「彦八まつり あとのまつり」(午後6時30分開演)が天満天神繁昌亭で行われる。