「第31回彦八まつり」が19日、大阪・生国魂神社で行われ、多数の上方落語家が参加した。笑福亭鶴瓶(72)は、トークイベント「鶴瓶とおかしな仲間たち」に登場。桂まめだ(56)桂和歌ぽん(32)桂福枝(35)桂鹿えもん(39)桂ぽんぽ娘(44)とともに即興トークを展開した。

企画した月亭遊方によると「鶴瓶さんの相手に難儀な奴を集めたら、たまたま文福一門になった」。文福は鶴瓶の旧友だが、その弟子とは関係が薄い。「落語会でもめったに見られない」(ぽんぽ娘)という顔ぶれに、百戦錬磨の鶴瓶も「だれか分からんのばかり」と戸惑いながらのトークとなった。

「力士になったが、いじめに遭って3日でやめた」和歌ぽん、「初めてレギュラーの仕事が決まりました。香川県の『ことでんバス』の車内アナウンスで。朝6時から夜9時まで、わたしの声が流れます」と喜ぶ福枝など、ユニークな人材ばかり。弟子たちが心配になったのか、文福が途中何度も飛び入りで舞台に姿を見せていた。