芸能プロダクションでタレント営業の仕事をしながら、テレビ東京系「じっくり聞いタロウ」出演などタレントとしても活動中の池田桃子(31)が19日、東京・渋谷のHMV&BOOKSで初写真集「桃色営業」(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。

テーマは不倫旅行で、撮影では都内のほか静岡・伊豆、故郷の北九州市なども訪れた。冊子を手に「本当に本になってる。とてもうれしいです。よく行くスナックのある恵比寿の書店でも確認したら、ちゃんとありました」と笑顔をみせた。

自身も「限界を突破した」と語る脱ぎっぷりも見どころのひとつ。「くびれも意識して作ったので、体のメリハリも見てほしい」と語り、お気に入りには表紙にも採用された“桃尻”カットも誕生した渋谷でのショットを挙げた。「もも」と「プリン」というスナックが隣接する背景で、「撮り方によっては『プ』の部分が『フ』に見えて『モモ フリン』になるんじゃないかと現場でも話題になって。奇跡の1枚と言っていいんじゃないかと思い、選びました」と話した。

シャッターを切ったのは数々の週刊誌の表紙などを手がけ、以前も池田のグラビアを担当したことのある中山雅文カメラマンだった。スマートフォンやコンパクトデジタルカメラでの撮影も駆使し、より“リアル”な風合いの作品撮りも敢行。渋谷の現場では懇親のために事前にスタッフらで晩酌後に撮影に臨んでいたといい、池田は「渋谷のホテルではかなり酔っぱらって撮っていて、限界突破してますね。中山さんとは世間話をしたり、これまでの撮影でのお話なども聞きながら気持ちをつくっていきました。気がついたら缶8本くらい飲んでいて。酔っぱらいショットですね」と笑った。

今回の写真集発売のほか、池田は徳間ジャパンコミュニケーションズからの演歌歌手デビューも決定している。大学時代に女子大生ユニット「はちみつ。」として歌手デビュー経験もあり、イベントでは19日配信開始の楽曲「私が仕切ります」も生披露。「この歌と一緒に全国のスナックめぐりとかもしてみたい」と語った。

歌手デビューも加わり、営業OL、スナックママ、グラビアと合わせた“四刀流”として躍進を続ける。今後の目標を聞かれると「社長とかやりたいですね。営業から肩書をランクアップさせたい気持ちはあります」とさらなる野望にも気持ちを燃やしていた。

◆池田桃子(いけだ・ももこ)1993年(平5)、北九州市出身。芸能プロダクション「つばさレコーズ」でタレント営業を担当。2020年末のTBS「歌ネタゴングSHOW 爆笑!ターンテーブル」に当時担当していたタレントとともに出演、そのタレントをしのぐ話題を呼んだ。21年に「週刊プレイボーイ」でグラビアデビュー、デジタル写真集もリリース。23年、テレビ東京「じっくり聞いタロウ」にダイエット企画で出演。見事にダイエットを成功させたご褒美として、2年ぶりに「週刊プレイボーイ」のグラビアに登場。現在はタレント営業の傍ら、グラビアアイドル、そして趣味でもあるスナックのママと、多岐にわたる活動を展開中。