AKB48の19期研究生5人が19日、東京・AKB48劇場で、劇場公演「ただいま 恋愛中」を行い、公演デビューを飾った。公演前には公開ゲネプロと取材会を行った。

19期研究生は23年10月から募集が開始され、伊藤百花(20)奥本カイリ(17)川村結衣(17)白鳥沙怜(13)花田藍衣(18)の5人。同公演には17期生太田有紀(20)18期研究生の工藤華純(18)迫由芽実(18)も出演した。

ゲネプロ後、奥本は「初日を19期研究生5人全員が出られたことが本当にうれしい」と話し、「うまくいかず悔し涙を流したこともあったけど、今日を迎えられて本当によかったです」と涙した。

「7時12分の初恋」をセンターで披露した伊藤は「初恋をしたときのような表情ができるように研究したので注目していただきたいです!」とアピール。AKB48最年少、中学2年生の白鳥は「純愛のクレッシェンド」などをユニットでパフォーマンス。バレエなどダンス経験が豊富だが「表情作りは経験したことがなくて。たくさん歌詞を読んで曲をインプットして、表情を作ることを頑張りました」。

練習時の先輩とのエピソードを聞かれた花田は、ともに公演に出演する迫の名前を挙げ「私が気付けなかったミスも教えてくださったり、すごく周りを見てたくさんアドバイスをしてくださります」と感謝した。

また、幼い頃からAKB48が好きだったという川村は「憧れていた劇場に立つことができて、1曲目はずっとドキドキで。不安も大きかったけど、うれしい気持ちがすごく大きくて楽しくステージに立つことができました」と初々しく語った。

伊藤は「先輩方が選抜やテレビでキラキラ輝く姿は、この劇場でのパフォーマンスを経てのもの」と話した。「私もここでパフォーマンスを磨いて、先輩たちの背中に少しでも追いつけるよう頑張りたいです!」と力強く意気込んだ。

ゲネプロではアンコール含む全16曲を歌唱。公演デビューながら、堂々としたパワフルなパフォーマンスで劇場を盛りあげた。