ソフトバンク有原航平投手(31)が18日、国内フリーエージェント(FA権)の資格取得条件を満たした。有原は23年からソフトバンクと3年契約を結んでいる。

有原は早大から14年ドラフト1位で日本ハムに入団。20年オフにポスティングでレンジャーズへ移籍し、23年にホークスへ加入した。球団を通じて「まず北海道日本ハムファイターズに入団し、良い時も悪い時も見守ってくださった当時の監督栗山英樹さん、お世話になったファイターズのフロント、スタッフ、コーチのみなさまに感謝いたします。また、福岡ソフトバンクホークスに迎えていただき、チームのみなさまのサポートにも心より感謝いたします。支えてくれたみなさまのおかげで本日FA権を取得する事ができました。今後も、チームのために自分ができることを精いっぱい、目の前の試合を全力で戦っていきたいと思います」とコメントした。

通算成績は149試合に登板し、71勝57敗、2セーブ、1ホールド、防御率3・55。15年にパ・リーグ新人王に輝き、19年には15勝で同最多勝を受賞した。昨季はチーム最多10勝を挙げ、今季は自身3度目の開幕投手を務めるなど、エース級の活躍に期待がかかる。