<DeNA1−1阪神>◇23日◇横浜

阪神が延長12回引き分け試合に持ち込んだ。これで今季の延長戦は5試合全てで負けなし。

村上頌樹投手(25)が8回1失点の好投。リリーフ4枚を投入し、ドローとなった。岡田彰布監督(66)の一問一答は以下の通り。

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−終盤はしのいでしのいで

「なあ。村上に勝ちをつけたかったけど、なんかジャクソン、合わんなあ。京セラもそうやったけど。差されるんやろうなあ。タイミングがズレているのか」

−荒れ具合も嫌な感じ

「高めのな、ストライクの見極めやけどな。差されてるみたいな感じでな」

−8回まで村上をいかせたのは、勝たせたかったから

「いやいや、それは。なあ。何とか。あんなピッチングしてたから。ねえ。後ろもあんまり使ってなかったからな。リリーフ陣もみんないけたんやけどな。もう1イニングで、もしも点を取ったら勝ち投手やったから、あそこまでのう、110(球)くらいいってたから、あそこはまあしゃあないなあ」

−敬遠はバッテリー判断か

「そや。おーん。山本が嫌やったんやろ。前回も京セラで打たれてるからな、あれなあ」

−中継ぎも踏ん張った

「まあまあ、それはもうあれや、向こうも左ばっかりやからな代打もな。今日は左ピッチャーをいくしかないと思ってたけど。ここ何日か投げてないピッチャーも多かったから。誰でも送り出せる状態やったから」

−6回の同点は中野も森下もボールの見極めができていた

「そうやなあ、なかなかなあ、最初もヒット出てるけど、ラッキーヒットばっかりやからな、初回でも。なかなか芯で捉える打球はなかなか少なかったやろ。なんかちょっと合わんのやろなあ、ジャクソンの」

−9回の木浪の守備は

「おお、なあ。ああいう変な当たりが一番嫌なんや、ランナーサードやしな。内野安打でも終わりやしな。あれはナイスプレーやと思うよ」

−守り切ったという試合

「そうや、だから前のヒット出えへん時のような状態やんか。でもやっぱり負けんかったいうのが大きいわな」

−引き分けがのちのち効いてくる

「まあ、そうやなあ。どっちか言うたら、あれやな。守って守っての引き分けの方が多いからな。打ち合いじゃないからな。しのいでしのいでの引き分けやからな。まあそれはやっぱりピッチャー陣の頑張りやな。引き分け言うことはブルペン陣の頑張りやからな。また間隔空くしな。後ろもどんどんつぎ込めるしな。雨で分からんけどな、まあ負けなくて良かった、ええわ、引き分けで。負けへんのが一番ええわ」