<阪神−ヤクルト>◇26日◇甲子園

阪神木浪聖也内野手(29)が、1試合でまさかの3失策を喫した。

2点ビハインドの4回無死一、二塁。武岡の遊ゴロをファンブルし無死満塁に。その後、1点を失いなおも無死満塁の状況で、1番西川が中犠飛。中堅近本からカットプレーで遊撃木浪へとボールが渡り、本塁へ送球しようとしたところ、これを引っかけてボールは一塁方向へと転々とした。 その間に走者は生還し、一塁、二塁走者もそれぞれ進塁。まさかの悪送球に甲子園はどよめきに包まれた。

負の連鎖は続く。5点ビハインドの7回、先頭長岡の遊ゴロを捕球できず、打球は後方を転がった。昨季ゴールデングラブ賞を獲得した名手が、まさかの3失策と足を引っ張った。

チームはこれまで1試合で1失策が最多だったが、6回の大山の適時失策も含めエラーは4つ。1試合4失策は昨年9月16日広島戦以来となった。