<巨人−阪神>◇4日◇甲子園

阪神西勇輝投手(33)が快投でバトンをつないだ。7回3安打無失点。4月18日の巨人戦以来、中15日での先発マウンドで力を発揮した。1−0のまま、勝ち投手の権利を得て、マウンドを降りた。

初回に2本の安打を浴びたが、ピンチで4番岡本和を空振り三振に仕留めた。2回以降は巨人打線を寄せ付けず、抜群のコントロールで制圧した。2回から7回2死までは安打を許さなかった。

相手先発菅野との対決では、過去4度全て勝敗つかず。今回が5度目の対決だ。19年まで4年連続で自主トレをともにした間柄の2人が、シビれる投手戦を演じてみせた。スピードゲームで東京ドームのファンを魅了した。