<広島−DeNA>◇5日◇マツダスタジアム

4試合ぶりのスタメンとなったDeNA度会隆輝外野手(21)が、バットでチャンスメークした。「6番右翼」で先発。2点リードの4回先頭、広島九里に追い込まれながらも、内角高め143キロ直球をうまくさばき、右前打とした。これが6日ぶりの安打となった。

さらに6回2死には再び九里から左前打を放ち、8回先頭では左腕の森浦から初球を捉えて右前打。球団初の新人でのグランドスラムを放った4月26日巨人戦以来となるプロ4度目の猛打賞をマークした。

度会は直近3試合、スタメンから外れて出場機会なし。三浦監督はベンチスタートにした理由について「状態みてですね。ここのところよくなかったですから」と説明していた。

開幕戦でプロ初安打初本塁打となる同点3ランを放った九里から2安打を放つなど、存在感を見せつけた。