<阪神−ヤクルト>◇19日◇甲子園

阪神梅野隆太郎捕手(32)が「膝ブロック」で窮地を救った。

8回から登板したハビー・ゲラ投手(28)がめずらしく制球に苦しんだ。8回1死一塁から、バランスを崩してボールをリリースできないボークで1死二塁のピンチとなった。

オスナへの2球目のスライダーは外角低めに大きく外れ、ワンバウンド。梅野は逆手で捕りにいったが届かず、投球を右膝に当てて前に落とした。走者は動けなかった。

結局、この回は無失点。走者を二塁にクギ付けにできたことが大きかった。