<ソフトバンク2−1西武>◇19日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンク山川穂高内野手(32)が死球を受け、途中交代した。9回に柳田の同点打で追いつき、なお1死二塁で迎えた第4打席。西武アブレイユの2球目、157キロが左手の甲付近に直撃した。山川は表情を曇らせ、左手を動かしながらベンチに下がった。代走には川瀬が送られた。

その後は近藤の右越え二塁打でチームはサヨナラ勝ち。試合後、小久保裕紀監督(52)は「ちょっと山川の手が心配。場所が場所だけに。まだ何も聞いてないので。骨のところ。今はとりあえず、何もないことを祈ってます」と話した。

山川は午後6時前に帰路につき「大丈夫だと思いますけどね。腫れていますけど。明日は練習なのでしっかり確認したい」と明かした。左手甲は腫れて皮も剥けていたが、大事に至っていないことを祈るばかりだ。