カブスのクレイグ・カウンセル監督が3日(日本時間4日)、月間最優秀新人に輝いた今永昇太投手(30)を称賛した。

今永はこの日、MLBの月間各賞発表で、3、4月のナ・リーグ最優秀新人に選出。4月末までに5試合に登板し4勝0敗、防御率0・98、28奪三振だった。日本人で開幕月の4月に獲得したのは01年イチロー(マリナーズ)、02年石井一久(ドジャース)、07年岡島秀樹(レッドソックス)、12年ダルビッシュ有(レンジャーズ)、18年大谷翔平(エンゼルス)、22年鈴木誠也(カブス)に続き7人目となった。

地元の専門テレビ局マーキースポーツの電子版によると、同監督は「彼が投げるのを見るのは楽しい」と話し「彼は想像の域を超えてきたよ。その域に達する投手というのは、ゲリット・コールとかマックス・シャーザーだからね」と称賛。「最高のキャリアのスタートを切って、本当に見ていて楽しい。チャレンジを軽々とクリアしていくところ、守備能力、球の扱い方を熟知しているところ、さまざまなことがね。そして、自分が直面することに対して予測する能力に優れているため、すぐにアジャストできる。その点が優れていると思う」と評した。