プロボクシング日本スーパーフライ級王者高山涼深(27=ワタナベ)が、25日に東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル114大会(日刊スポーツ新聞社後援)で2度目の防衛戦に臨む。

メインイベントで、同級1位の古谷昭男(26=六島)の挑戦を受ける同興行がNTTドコモ運営の配信サービス「Lemino」で午後6時から無料生中継されると18日、発表された。高山にとって昨年9月の村地翼(駿河男児)との初防衛戦以来となるリング。同12月の防衛戦は故障で中止にしており、約7カ月ぶりの試合となる。一方、挑戦者古谷は3度目のタイトル挑戦となる。

同興行では、セミファイナルで日本ユース・ミニマム級王座決定戦が組まれ、ホープ佐伯侑馬(21=大橋)が宮沢蓮斗(21=松田)と拳を交える。また、1年間かけて開催されるアジア最強ライト級トーナメント1回戦も組まれ、史上初の高校8冠を含むアマ10冠の今永虎雅(25=大橋)が参戦。1回戦でマ・チョン(27=中国)と激突。同じく1回戦として、日本同級13位斎藤陽二(28=角海老宝石)が日本同級2位斎藤真之助(28=石川)と拳を交える。

23年の東日本ミニマム級新人王の北野武郎(19=大橋)はアディーブ・ムアンチャルン(タイ)との同級8回戦を控えている。