◆競泳・パリ五輪代表選考会 最終日(24日、東京アクアティクスセンター)

 選考会最終日は4人が日本水泳連盟が定めた派遣標準記録を突破してパリ五輪代表に内定した。

 女子200メートル個人メドレーでは東京五輪覇者の大橋悠依(イトマン東進)が2分9秒17の1位で内定。2位の松本信歩(東京ドーム)も切符をつかんだ。

 男子100メートルバタフライは1位の松元克央(ミツウロコ)が50秒96をマークして決めた。松元は200メートル自由形でも内定を得ている。2位だった水沼尚輝(新潟医療福祉大職)も派遣標準を切った。

 8日間の選考会では男女計19選手が代表権を獲得した。日本記録の更新はなかったが、高校生や大学生など若手の躍進もあったほか、33歳の鈴木聡美(ミキハウス)=福岡県遠賀町出身=は女子平泳ぎの100&200メートルで派遣標準記録を突破した。競泳の日本勢では史上最年長の代表を勝ち取るなどベテランの奮起もあった。

競泳・パリ五輪代表権を獲得した男女19選手は次ページ

◆競泳・パリ五輪内定一覧
【男子】
▼200メートル自由形
松元 克央(ミツウロコ)
▼200メートル背泳ぎ
竹原 秀一(東 洋 大)
▼200メートル平泳ぎ
渡辺 一平(トヨタ自動車)
花車  優(イトマン東京)
▼100メートルバタフライ
松元 克央(ミツウロコ)
水沼 尚輝(新潟医療福祉大職)
▼200メートルバタフライ
寺門 弦輝(セントラルスポーツ)
本多  灯(イトマン東京)
▼200メートル個人メドレー
瀬戸 大也(CHARIS)
▼400メートル個人メドレー
松下 知之(スウィン宇都宮)

【女子】
▼100メートル平泳ぎ
鈴木 聡美(ミキハウス)
青木玲緒樹(ミ ズ ノ)
▼200メートル平泳ぎ
鈴木 聡美(ミキハウス)
▼100メートルバタフライ
平井 瑞希(アリーナつきみ野SC)
池江璃花子(横浜 ゴム)
▼200メートルバタフライ
三井 愛梨(横浜サクラ)
牧野 紘子(あいおいニッセイ同和損保)
▼200メートル個人メドレー
大橋 悠依(イトマン東進)
松本 信歩(東京ドーム)
▼400メートル個人メドレー
成田 実生(金町 SC)
谷川亜華葉(イトマン近大)