パリ五輪の競泳男子代表が28日、東京都内で報道陣の取材に応じ、初出場で男子背泳ぎの竹原秀一(東洋大)=福岡県宗像市出身=は「決勝進出し、メダル争いができるように」と得意の200メートルでの躍進を誓った。

 選考会では200メートルで第一人者の入江陵介(イトマン東進)らを抑えて1位で代表権を獲得。実感は少しずつ湧いてきたようで「300件ぐらい連絡をもらった。またここから引き締めて頑張らないといけない」と19歳は一層の成長を目指す。

 平泳ぎの渡辺一平(トヨタ自動車)=大分県津久見市出身=は「(開幕まで)あと4カ月。まだまだ改善点がある」と上を見据える。自由形リレーメンバーの柳本幸之介(日大)=佐賀県伊万里市出身=は「本番で結果を出したい」と決意を込めた。