◆西武1―0ソフトバンク(3日、ベルーナドーム)

 ソフトバンクは西武先発の武内を打ち崩せず今季2度目の零封負けを喫した。試合後、小久保監督の主な一問一答は以下の通り。

 ―西武先発の武内に少し苦しんだ。

 「少しというか、すごいピッチャーやん。すごいですよ。ルーキーで。すごい、ほんと」

 ―初対戦で抑え込まれた。

 「ホークスもドラフト1位で指名したぐらいですからね。いやぁ、ええピッチャーです」

 ―特にどこがよかった。

 「やっぱり真っすぐの力。あと、けん制のうまさとか、走者がいなくてもクイックで投げたりとか。われわれのクリーンアップをあれだけ打ち取る訳ですから。武内がすごかったです」

 ―クリーンアップが無安打は今季初めて。

 「そのぐらいのピッチャーですね」

 ―大津は体力面で最後は苦しんだ。

 「いや、体力じゃないんじゃないかな。やっぱり向こうのピッチャーが良くて、1点取られたら負けで、ちょっと1、2番のフォアボール。あんなにええ真っすぐあるんやったら、強気じゃないけど、全然(ストライク)ゾーンで勝負してよかったと思うんですけど。なんかうまくかわしてっていうふうに見えてしまいましたね。そんな気持ちはないんでしょうけどね。1点の取られ方はあまり良くないですけど、その前のフォアボールもね。ヒット3本に抑えてる訳なんで。もっと(ストライク)ゾーンでいっても全然よかったと思います」

 ―失点シーンのリチャードの判断は

 「本人の判断ももちろん悪かったけど、ベンチの指示としても、ボテボテはホームって言ってたけど、結果的に踏みにいってファースト投げたんやから、これはもう僕らの責任です」

 ―川村は2安打。

 「なんか孤軍奮闘ですね」

 ―9試合連続安打と好調キープする。

 「なんか、だんだん頼もしくなってきましたね」

 ―レギュラーはこうやってつかむ。

 「もちろんずっとそんな続かないでしょうけど、ただ、今外す理由はないですよね」

 ―今宮は休養か。

 「休養もあるし、最近状態も悪かった。少し疲れているかなっていうのと、あとは右よりは左の方が対応しやすいかなっていう、一応そのオーダーですね、今日は」