5月16日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)で、田中裕二が写真週刊誌『FLASH』(光文社)ならびに同誌のウェブサイト「SmartFLASH」で報じられた記事に苦言を呈した。

 記事の内容はスキャンダラスなものではなく、田中が夫人の山口もえとともに近所を散歩し、知り合いのこどもに微笑む写真などが掲載されている。田中が2021年にくも膜下出血・脳梗塞を患い、夫人である山口の看病を受けて回復。もともと冷酷だった田中が感謝の気持ちを持つようになり、「人の心を取り戻した」いう流れものだった。

 これには太田光が「どういう人に思われてるのお前」と驚きの様子。爆笑問題と言えば、太田光の暴走や奇抜なキャラクターが目立つが、実は田中の方が変わり者であると言われる。この話は、所属事務所タイタンの後輩芸人であるウエストランドの井口浩之がテレビ番組でたびたび披露しているため、広く知られるようになったと言える。

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 そのため、太田光は記事が出た背景は「井口が最近よく言ってるからね。『M-1』バブルだな、それは」とも納得していた。

 大病をきっかけに人間が変わったという流れの記事の内容について、田中は「なんじゃこりゃって話なのよ」と呆れた様子。これには太田も「ひどいよね、確かに。(病気は)勝手に治ってるだけだもんな、お前」と話していた。

 さらに記事では、テレビ番組プロデューサーの証言が紹介されているが、その中で田中が山口を「嫁」と呼ぶ記述もある。これには太田が「嫁って(言うのは)関西人だらね」とツッコミを入れていた。

 これには、ネット上で「田中が人の心を取り戻したって、元々ないものは取り戻しようがないわよ」「脳梗塞を何だと思ってるんだ」「フラッシュの記事酷いよな、(田中は)人間の心はまだないぞ!」といった声が聞かれた。