機能性表示食品の緊急点検は、およそ1700の事業者に質問状を配布して行われていますが、消費者庁は2度目の結果報告を行いました。

消費者庁によりますと、16日時点で1551の事業者から回答があり、医師などからの健康被害の報告は35件の届け出製品から延べ147件あったということです。

この中には、下痢や湿疹などの症状のほか、入院の報告も数例含まれていましたが、前回の報告と同様に、特定の商品に特定の症状が見られるものではなく、消費者庁はただちに措置が必要なものではないとしています。

また、消費者庁は、回答の締め切りを今月12日までとしていましたが、現時点で回答がない142の事業者に対しても、引き続き回答を求め、5月中旬には最終報告したい方針です。