毎年恒例の京都・要法寺のカモのお引っ越しが始まり、ことしは6羽の子ガモだけで鴨川を目指しています。

19日午前10時すぎ、6羽の子ガモだけで京都市左京区の要法寺を出発しました。要法寺には、19年前から毎年カモがつがいでやってきて、境内の池で産卵と子育てを行い、この時期に近くの鴨川に引っ越します。

子ガモは先月生まれたばかりですが、ことしは親ガモの姿が見られない時間もあり、子ガモだけでおよそ700メートル先の鴨川を目指しています。交通量も多く、地域の人が餌をあげたり、水をまいたりして子ガモだけでも安全に移動ができるよう、ゆっくりと誘導しているということです。