新型コロナ対策の臨時特別給付金をだまし取ったとして、京都府警は、過激派組織「中核派」の活動家の男を逮捕しました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府八尾市に住む「中核派」の活動家、高田暁典容疑者で、警察は25日、高田容疑者が当時住んでいた、京都大学の熊野寮を捜索し、パソコンなどを押収しました。

高田容疑者は、2022年、アルバイトで一定の収入があったにもかかわらず、うその申請をして、新型コロナの臨時特別給付金10万円を京都市から受け取った疑いです。

高田容疑者は黙秘していますが、警察は、東京にある「中核派」の拠点、「前進社」を捜索するなどし、調べを進めています。