アメリカ軍兵士による女性への性暴力事件が相次いでいる沖縄で、市民グループが、事件に抗議する集会を開きました。

4日、那覇市で開かれた集会は、沖縄の軍備強化に反対する市民グループが呼びかけたもので、主催者発表でおよそ600人が参加しました。

参加者

「小さな女の子たちがどれだけ怖い思いをしたのだろうと想像すると、とてもやりきれない気持ちになります」「もううんざり、大きな声で叫びたくなります」

参加者らは、空軍兵による少女への性的暴行など、先週、相次いで発覚したアメリカ軍兵士による性暴力事件に抗議するとともに、事件の情報を沖縄県に提供しなかった日本政府の対応にも、怒りの声を上げていました。

那覇市内では4日も、アメリカ海兵隊の一等兵で22歳の男が、面識のない女性の胸を触ったとして、現行犯逮捕されています。