イスラエルのネタニヤフ政権は5日、カタールのメディア「アルジャジーラ」の国内での事業活動を停止させると決定しました。

イスラエルでは先月、国家の安全を脅かす外国メディアを規制する法案が可決され、ネタニヤフ政権は5日、閣議でアルジャジーラの活動停止を決めました。

これを受け、当局がエルサレムにあるアルジャジーラの拠点に踏み込み、機材などを運び出しました。事務所も閉鎖されるということです。

活動停止の理由として、報道内容が国家の安全を脅かすとしていることについて、アルジャジーラ側は「危険でばかげたウソだ」と強く反発しています。

アルジャジーラはガザ地区での戦闘について現地から伝え、イスラエルに批判的な論調を展開してきました。