大分市役所の壁に掲げられている、ワシのロゴマーク。バレーボールチームの大分三好ヴァイセアドラーです。立ち上げから28年。チームが休部することになりました。

午後5時、公式ホームページで今シーズンの参加辞退と休部が発表されました。

チームは2023年11月、2024年新たに立ち上がる「SVリーグ」で戦うため加入の申請をしていましたが認められず、その下部リーグに参戦する準備を進めていました。

しかし、そんな中…3月11日、長年チームを支えてきたオーナー兼部長の三好博さんがシーズン最終戦直前に亡くなったのです。

医師の三好さんは、自身の病院を開くと同時にチームを立ち上げ私財を投じながらチームをトップリーグに導いてきました。

資金面でもチームを支えてきた三好さんがいなくなったこともあり、リーグ加入の条件が満たせず、譲渡先候補を探していましたが条件面などで合意に至らず30日の申請期限を迎えました。

そしてつい先ほど休部の発表となったのです。

5月19日にはファン感謝祭を実施する予定で、今後は在籍している選手とスタッフについて、移籍先を探していくとしています。