2023年3月に卒業した大学新卒者の就職内定率は96・9%で、統計を取り始めた1996年以降過去最高となりました。

大分労働局は大分県内の4年制大学や短大など7つの大学で学生の報告をもとに内定状況を取りまとめています。

2024年3月に大学や短大を卒業した人のうち求職者は2127人、内定者は2060人で内定率は96・9%でした。

23年の同じ時期と比べると内定率は1.2ポイント増加し、統計を取り始めた就職氷河期の1996年以降、過去最高の高さとなりました。

大分労働局はその理由について、大分県内の中小企業を中心にここ数年若年層の人手が不足していて、「売り手市場」が続いているとしています。