大雨シーズンを前に、警察や自衛隊らが大分県由布市内で、土砂崩れの危険がある場所を点検しました。

大分県や由布市、警察などは梅雨に入る毎年この時期に土砂災害警戒区域や地元の人たちから点検の要望を受けた場所をパトロールしています。

22日は7つの機関の職員33人が由布市内の4カ所を回り、土砂が落ちてくる危険性はないか目で確認しました。

由布市湯布院町では2023年6月、大規模な土砂崩れが発生し、70代の男性が亡くなっています。

(由布市防災危機管理課 土師勇治さん)

「早めの避難、自分の家でも安心なところ、また2階以上の部屋があれば2階に避難してほしい」

パトロールした4カ所で危険と思われる場所がないか関係機関が協議し対策を検討する予定です。