火災や災害時の救助の技術を競う大会が大分市で開かれ、消防隊員が日ごろの訓練の成果を披露しました。

「自分史上最高のパフォーマンスができるよう、全力で競技することを誓います」

この大会は、消防隊員が様々な災害現場で対応できる救助技術の向上を目指して毎年行われていて、大分県内14の消防本部から選ばれた210人が出場しました。

ロープブリッジ渡過と呼ばれる競技では、ビルの間に張られた長さ20メートルのロープを往復するタイムを競いました。

また、重さ10キロほどあるボンベを身に着けた隊員が高さ7メートルのビルからけが人を引き上げて救助するなど合わせて8種目で技術を競いました。

大分市消防局東消防署 原貴宏消防士長

「この指導会を通して培ったものを、災害現場などで活躍できるように日々(訓練に)取り組んでいます」

上位に入賞した個人やチームは九州や全国の大会に出場します。