1000キロ以上を旅するといわれる「アサギマダラ」。今年も大分県姫島村に飛来し、優雅に舞う姿を見せています。

午前8時、姫島村ではおよそ700匹のアサギマダラが飛来していました。台湾付近から北海道まで1000キロ以上を北上する「渡り蝶」は島の北部の海岸で育つ「スナビキソウ」の蜜を吸い、羽を休めます。

15日は絶好の行楽日和とあって、訪れた人たちがカメラを片手にアサギマダラが舞う光景を満喫していました。

(観光客)「すごくきれいです。幻想的です」「蝶を一度に見ることはめったにないので、圧巻というか飛び方がかわいい」

姫島村では4月23日に今年初めての飛来が確認され、例年より少し早く今ピークを迎えています。

(アサギマダラを守る会・大海重好会長)「ぜひ、景観もいいので海をバックにカメラを持って姫島に渡ってきてください」

休息地で華麗に舞うアサギマダラ。見頃は今年も6月上旬まで続きそうです。