背番号10が躍動です。明治安田J3リーグ、カマタマーレ讃岐は3月16日、ホームで長野と対戦。試合終了間際の同点ゴールで勝ち点1を手にしました。

前節は岐阜に4対3で敗れたカマタマーレ。2024シーズン、ここまで勝ち星がありません。立ち上がりの失点が課題に挙げられる中、前半9分、右サイドからのクロスを頭で合わせられ、この試合でも序盤で先制点を許します。

エンドが変わって後半、追いつきたいカマタマーレは、多くのチャンスを作り、果敢に相手ゴールに迫りますが、なかなか得点につながりません。

「連敗」が頭をよぎる中、後半アディショナルタイム、カマタマーレも10番が仕事を果たします。チーム最年長の35歳、川西翔太が今シーズン初ゴール。土壇場で同点に追いつきます。

試合は1対1で終わり、初勝利はお預けとなりましたが、ホームで勝ち点1を手にしました。

(2024シーズン初ゴール カマタマーレ讃岐 10 MF・川西翔太選手)
「ゴールにつながって良かったなと思います。立ち上がりに失点することが多くて、そこの改善点は、本当にどうにかしないと勝てないかなという部分が強いです」

一方、指揮官は、この勝ち点1を前向きに捉えていました。

(就任2年目 カマタマーレ讃岐 米山篤志監督)
「非常に価値のある勝ち点1を奪ったなと。早い段階で勝ち点3は欲しいと思いますが、焦れることなく、着実に地に足つけて狙っていきたいと思います」