社会の様々な分野で功績があった人に贈られる春の叙勲の受章者が発表されました。岡山では69人が受章します。

このうち、岡山大学の前の学長で現在、香川県病院事業管理者を務める槇野博史さんは、瑞宝中綬章を受章しました。

(瑞宝中綬章 岡山大学前学長 槇野博史さん)
「大変ありがたく身に余る光栄。SDGsをしてくれた仲間、大学の執行部の方々に感謝したい」

槇野さんは、岡山市出身の75歳、岡山大学医学部を卒業後、岡山大学病院で勤務し、病院長などを歴任しました。2017年からは2期6年、岡山大学の学長を務め、大学をあげて経済界や自治体とともに国連が提唱するSDGsの実現に尽力し、カーボンニュートラルに向けた事業などを進めました。

(槇野博史さん)
「SDGsをして思ったのは人間の健康も大事だが、地球自体の健康・環境ということも考えていかなければならない。人と地球の健康ということを、これまでの経験を生かして岡山と香川連携しながらいい医療を提供できることに少しでもお手伝いできればありがたい」